2010年02月23日
『青い空、青い海』

静岡鉄道のサイクルトレインを利用して清水のフィールドワークへ!
「青い空、青い海」
自転車で清水のまちを走った時の感想は?と聞くと、そう答えてくれたNさん。
20代女性のNさんは、毎朝、自宅のある藤枝(岡部)からバスと電車を乗り継いで
静岡市内に通勤しています。
そんなNさんが清水のまちに魅力を感じるようになったのは、つい最近のこと。
きっかけは、とある社会企業家セミナーでした。
そこで出された課題にふれ、仲間数人と
「どういう街に住みたいか?」
「どういう街だったら良いのか?」
と考えるうち、いちばんピンときたが清水だったそうです。
清水のフィールドワークには自転車が大活躍!
静鉄・新清水駅を拠点として、三保方面へと自転車を走らせたり、
反対に興津方面へと向かったり。
まさに「しず・モビ」がいちばん興味を持っている目線です。
そこで、どんな気づきがあったのか聞いてみると・・
「清水港にある船は他と形が違うんです。
清水は漁船だけじゃなく、レジャーの船も多い。
それと港の形もきれい。
自転車を走らせた日は天気がとても良かったこともあって、
‘青い空と青い海’の印象がとても強くて、気持ち良かった」
話を聞いていたら、水面がキラキラ光るイメージが浮かぶようでした

でも、一方でこんな感想も・・
「ドリプラのあたりは人がいるけれど、貯木場のあたりとか、
工場が立ち並ぶエリア、コンテナ埠頭のあたりは人がいなくてとても静か。
何でこんなに人がいないんだろう?って思うくらいに。」
自転車で走って数十分の距離でも、その印象はガラリと変わるようです。
「清水は古くから物流の拠点であり、興津は人と人が盛んに往来した場所、
どちらも当時の面影を残していて、とても風情があるし、掘り起こしのしがいがある」
面影をたよりに、時代を遡って調べるのって、とても面白そうです。
その土地にある、生活や産業、歴史、観光、地形・・
たくさんの視点を自然に感じることができるのも、自転車の魅力なのかな、
としみじみ感じたインタビューでした

(


清水港からみた富士山、青さがひきたちます。
Posted by charink at
22:08
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2010年02月16日
「しず・モビ」本日始動!

2010年2月16日
「しずおか・モビリティ研究会」が始動します。
わたしたちは、静岡で今よりももっと自転車が活躍できる姿を目指しています。
そのために必要なのは、まず「自転車目線」になること。
風を切って自転車を走らせると、その場の風景や音や香り、そしてその季節や
時間、人の動きなど、さまざまな情報を自ら感じ取ることができます。
今回わたしたちは、「しずおか・モビリティ研究会」(略して「しず・モビ」)の目指す方向
を「提案」という言葉に変えて表現してみました。
「しず・モビ」の提案はこの3つ
1.新たなまちづくりの主役となる自転車を通じての交通システムの提案
2.自転車を活用した観光・スポーツ立国への提案
3.しずおか版、自転車のマナー・ルールブックの提案
これまでにまとめた、静岡のおススメサイクリングコースやサイクルトレインの紹介。
住人から、そして観光者からみた「しずおかのまち」の紹介。
さらには、各地・各国の自転車を活用した活動など、さまざまな観点から情報を発信&研究
を重ねていきたいと思います。
「自転車をもっと身近に」
それが「しず・モビ」の第一歩です。
それでは、一緒に自転車生活を楽しみましょう。

Posted by charink at
08:21
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